マカオの謎の女ギャンブラー23億稼ぎ消える
それは「パリジャン」でのことらしい。この女は上海出身でバカラを好むとのこと。
(分かるわかる、華人はみなバカラやってた)
じっくり見極め賭ける賭人だが「リスボア」で大負けしたらしい。そのあと「パリジャン」にやってきてツキが回り、2,000万US$(23億円)を手にしカジノを後にしたそうだ。
その後女ギャンブラーの消息はようとして聞こえてこなくなった。
雨の澳門に上陸:まずは賭場を探せ
どうやら雨は止んだようだ。「さてこれからどこへ行く?」
夕暮れの新馬路(さんまーろう)をバス停に向かう。路線は③で降りるのは葡京酒店前、まずはそこからだな。
わたくし飛葉は横着で何事も保守的だ。だから遠くタクシーに乗って埋立地まで行くのが面倒くさい。
そこいくと「リスボア」、なんと素敵な立地なんだ。
SPONSOR LINK
ホテル内で道を見失う
外港からのカジノバスは地下に入りグランドリスボアに付ける。そこからが迷路だ
増築してこうなったのか、まるでここは迷路だ。そして帰る時も中々外に出れないぞ。
(ホテルが客を逃がさないための策なのか?)
上がったり下がったり、途中レートの高いプレイルームに入り込んだりしながら
ようやく着いたバカラ台はミニマム300$だ。
「むむ・・?」 たしか100$(1,400円ほど)の台があるはずなんだが・・
異様に盛り上がってる台が一台目に留まる。華人おばんが席を占めさらにその背後を二列になって取り囲んで騒いでる!
100$バカラ台だ。
ダメだ。
座った席はミニマム300$
「ちょっとあてが外れたな」わたくしは700$のバンクで<一晩速攻7番勝負>に出ようと思ってたんだが、300$スタートかぁ。
仕方なく2,000$をチップに換え席に着く。300$の席はさほど探さなくとも空席を見つけられる。
さて今夜の戦法は日本で決めてある。出発前日に閃いたその策とは・・
戦略は罫線無視のプレイヤー一点張り
「プレイヤー」に一択張りだ。これが唯一の戦略。
何があろうと愚直にプレイヤーに張り続ける。
バカラは丁半の博打だ。張ったが最後あとは運次第。ならば都度張り替えてたらその裏々ときたら目も当てられない。
そこで思いついたのが一択張り打ちだ。
都合がいい事に「バンカー」「プレイヤー」まちまちに出てる。
バンカーツラだとさすがに打ちにくい。
隣りのとっぽい中華おやじは「バンカー」だ。
よし打て!
自分は「プレイヤー」これ一本で行くぞ! 300$でいきなり絞りだ。
ポイペト以来か絞るのは。
して目は・・・
SPONSOR LINK
「プレイヤー」だ。まずは300$乗っかって600$が返ってきた。
すかさず300$をもう一度「プレイヤー」に。
・・・顔色を変えないディーラーがカードを配り、もう一度絞る。
2連勝!
この戦略は案外イケるか!? 調子に乗り一気に行きたいとこだが500$チップを一枚そろりと「プレイヤー」
・・・
「バンカー」だ! クソっ!
こっからが踏ん張りどころは。それでもプレイヤーで行くんだ。
取り戻せ!
・・「バンカー?」まさか
ここで1,000ドルチップをディーラーに放り少額チップに交換する。
(しかしなんで1,000ドルチップ2枚寄越すんだ?)
以後一進一退で進み、多少増えたりしてスタートの2,000$は越えてて少なくとも4,000$は手元にあった。
ここで止めてもいい、まだ最初の晩の最初のテーブルだ。56,000万円ほどが手元にある勘定になる。
だが止まらなかった。
最後は日和ってバンカー
ここ何番か「バンカーツラ」が出てて、しかも弾切れ状態で弱気になってた、
「どうした天使よ、何故降りてこない!?」と。
とうとう最後の500$を「バンカー」に置く・・・日和った瞬間だ、
して目は・・
プレイヤーだ!
嘘だろぉぉぉぉぉ、、、
これがバカラか
SPONSOR LINK