御龍娯楽場DRAGON CASINOへ
「向こうを張る」
自らの判断でサイドを選ばず、目標として特定した者への逆目だけを張っていく。
通常「向う張り」とは弱い賭人を標的として展開される。
当たり前だ、強い賭人の向こうを張ったら怪我をする。
さて迷宮の館、リスボアからなんとか抜け出したはいいが
「ここはどこだ?」状態。
わたくし飛葉はここからが始まりだと賽を振った。
右か左か?
まずは北京路と思しき方向に向かって歩き始める
北京路をホテルリオを目指して
SPONSOR LINK
頭に叩き込んだマップで歩きだす。
初めてじゃないんで方向と距離感は問題ない。景色に見とれたり寄り道をしなければ到達できるはずだ。
まずはパラダイスを見つつ左に曲がる
華人好みの商店街を抜けて、
さらに進み、
金池サウナを勝ったら行くぞと横目で見つつ、
北京街に入り
リオホテルの裏を廻ると、
着いた
ドラゴンカジノ(御龍)での軍資金とミニマムレート
酒店では無く「娯楽場」の入り口を潜る。
・・・(酒店はホテルで娯楽場がカジノのことである)
金ピカピカの御龍娯楽場、「金ならあるから好きなだけもってってアルよ」と言わんばかりの玄関だ。
資金は前回勝った現金6,000HKD。尽きたらクレジットカードで補填
御龍娯楽場での勝負
- バカラミニマムは200HKD
- 勝負金 2,000HKD
「御龍娯楽場」では3,000HKDを予定してたのだが、ホテルでデポジットの1,000HKDを置いてきたため2,000HKDに減ってしまった。
まぁいい。台に着くのは去年のマカオ以来1年ぶりだし勘を取り戻さないとならないし。
よし。
入場するといきなりバカラ台が並ぶドラゴンカジノ一階。それとともに中国人の歓声と怒号が!
やってるな。
「水晶宮」がお上品に見える「御龍」、たまらなくワクワクしてくるじゃないか。
ツラに乗れない。ならば向こうを張るだけだ
「しっかしどこも行ったり来たりだなぁ。。」
バンカーバンカープレイヤーバンカープレイヤー、、、
たまにツラ目と思われる台は十重二十重に親父やおばんギャラリーが囲み、異様にヒートアップしてる。
その席には四角いチップを手元に高く積み上げた華人がギラつきながらカードを絞ってる。
・・・なんとか覗いた程度で座る余地などない。
10分ばかしうろついてバンカーが4回続く台に着いた。
500ドルチップが4枚なので500ドルチップ2枚を100ドルにくずす。
当然ここはバンカーだ。300ドルチップをおく。
<バンカー>
「よし」
・・・一進一退の小さい勝負を続けてこの鉄火場カジノを楽しむ。
それでも小一時間ほどで5,000HKDは積まれてた。
▲3,000ドル
ここで席をたってもいいんだぞと囁き声が聞こえるも、一方では御龍はついてるぞと言う囁きもまた聞こえる。
どうする?
続行!
いくつかバカラ台を変わった隣の席だ。
決定的に負け続ける親父に気づいた。
これだ!
負け続ける男の向こうを貼り続ける
人の良さそうなお父さんだがことごとく負けてる。
オレはとぼけて父さんがチップを置くのを横目で確かめると、逆の目、向こうを張る手に出た。
「プレイヤーに置いたか・・・ならバンカーだ」
父さんが絞る。
・・・バンカー!
謝謝!!
SPONSOR LINK
2時間と半で退場
父さんが退場した。
こうなると今夜のオレの方向性もまたあやふやだ。
なにせ他人に乗っかる夜だから、その弱い賭人が消えたら文字どうり打つ手がない。
・・・
3,000ドルはあっという間に1,500になり一時2,000に戻した。
2,000(スタート)→5,000→1,500→2,000
ここでウォーミングアップ終了、
まずまずだったと席を立てばいいんだが結局は決まり切った道を通って退場〜
2,000は0になった。
けど前回の勝ち金6,000KHDのうちの2,000HKDが2時間半で消えただけだ。
本丸は今夜の「水晶宮」だ
(この時点ではまだまだ余裕であった)
ドジャ~ン!!